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クエリを覚えれば業務効率が激変!検索・抽出・集計の基本 Access初心者向けシリーズ第3回目

Access学習

これまでの内容で、Accessの役割やテーブル作成について学んできました。

Accessを使い始めたばかりの方が最初に感動する機能があります。

それが

「クエリ」

です。

クエリを使えるようになると、

  • 必要なデータだけ表示
  • 条件に合うデータだけ検索
  • 売上集計
  • 顧客分析

などが簡単にできるようになります。

実際に業務改善を進めるうえで、

Accessの最重要機能のひとつ

と言っても過言ではありません。

今回は、初心者向けにクエリの基本から実際の使い方まで分かりやすく解説します。


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クエリとは何か

クエリとは、

テーブルに保存されたデータを

必要な形で取り出す仕組み

です。

例えば顧客マスタに次のデータが登録されているとします。

顧客コード氏名都道府県
C001山田太郎東京都
C002鈴木花子神奈川県
C003佐藤一郎東京都

ここから、

東京都のお客様だけ表示したい

という場合に利用するのがクエリです。


Excelのフィルターとの違い

初心者の方は、

Excelのフィルターと同じ?

と思うかもしれません。

似ていますが大きな違いがあります。

Excel

その都度条件を設定


Accessクエリ

一度作成すれば何度でも利用可能

です。

例えば

東京都の顧客一覧

今月登録分

売上TOP10

などを作成しておけば、

ワンクリックで呼び出せます。


クエリでできること

まずはイメージを持ちましょう。

クエリでは主に次のような処理ができます。

データ抽出

東京都の顧客だけ


並び替え

売上の高い順


集計

部署別売上


条件検索

2026年に登録された顧客


複数テーブルの結合

顧客情報+売上情報


Accessを使う価値の大部分は、このクエリ機能にあります。


今回利用するサンプルデータ

前回作成した顧客マスタを利用します。

T_顧客マスタ

顧客コード氏名都道府県登録日
C001山田太郎東京都2026/01/10
C002鈴木花子神奈川県2026/02/15
C003佐藤一郎東京都2026/03/01
C004高橋次郎千葉県2026/04/10

初めてのクエリを作成してみよう

今回は東京都の顧客だけを表示してみます。


Step1

「作成」タブを選択


Step2

「クエリデザイン」をクリック


Step3

T_顧客マスタを追加


Step4

表示したい項目を選択

顧客コード

氏名

都道府県


Step5

都道府県の抽出条件へ

東京都

を入力


Step6

実行ボタンをクリック


すると次の結果になります。

顧客コード氏名都道府県
C001山田太郎東京都
C003佐藤一郎東京都

並び替えをしてみよう

次に登録日の新しい順に並べます。

登録日フィールドの

降順

を選択します。

結果

氏名登録日
高橋次郎2026/04/10
佐藤一郎2026/03/01
鈴木花子2026/02/15
山田太郎2026/01/10

となります。


複数条件で検索する

実務では複数条件検索がよくあります。

東京都

かつ

2026年登録

です。

条件欄へ

東京都

登録日に

>=#2026/1/1#

と入力します。

これだけで条件検索ができます。


あいまい検索をしてみよう

顧客名の一部だけわかっている場合です。

例えば

を含む顧客を検索します。

条件に

Like “

を入力します。

結果

山田太郎

が表示されます。

実務では非常によく利用します。


集計クエリを作ってみよう

クエリの真価は集計にあります。

例えば都道府県ごとの顧客数を集計します。


元データ

都道府県
東京都
東京都
神奈川県
千葉県

集計結果

都道府県件数
東京都2
神奈川県1
千葉県1

このような集計が簡単にできます。

Excelでのピボットテーブルに近いイメージです。


実務でよく使うクエリ例

今月登録した顧客

月次報告

で利用


売上上位顧客

重点顧客管理

で利用


未対応案件一覧

進捗管理

で利用


期限切れ設備一覧

設備管理

で利用


実務ではクエリを作るだけで業務改善につながるケースもあります。


クエリ保存のすすめ

初心者の方は都度作成しがちです。

しかしAccessでは保存して再利用できます。

Q_顧客一覧

Q_東京都顧客

Q_今月登録顧客

というように名前を付けます。

後からすぐ利用できます。


命名規則を決めよう

おすすめは

Q_

を付けることです。

Q_顧客一覧

Q_売上集計

Q_未対応案件

テーブルと区別しやすくなります。


初心者がやりがちな失敗

条件を入れすぎる

複雑になりすぎて管理できなくなります。

まずは単純な条件から始めましょう。


クエリ名が分かりにくい

悪い例

クエリ1

クエリ2

良い例

Q_東京都顧客

Q_月次売上


元データを直接編集する

クエリは検索用として利用するのが基本です。


クエリを覚えると何が変わるのか

Access初心者の方が最も効果を感じるのはここです。

例えば

以前

Excelを開く

フィルター設定

条件検索

集計

5分


クエリ作成後

Q_月次売上

ダブルクリック

完了

数秒


といった違いが生まれます。

これがAccessによる業務改善です。


Copilotを活用するとさらに便利

最近ではCopilotに質問することでクエリ作成のヒントが得られます。

例えば

Accessで東京都の顧客だけを表示する

クエリを作りたい

部署別売上集計のクエリを作りたい

などです。

Access初心者の学習支援として非常に有効です。


次回予告

今回はAccessの中心機能であるクエリについて学習しました。

次回は、

フォームの作成

について解説します。

フォームを作成すると、

  • 入力画面
  • 検索画面
  • メニュー画面

が作れるようになります。

いよいよ実際の業務システムらしい画面を作成していきます。

ぜひ続けてご覧ください。


まとめ

今回はAccess初心者向けシリーズ第3回として、クエリの基本について解説しました。

クエリを使うことで、

  • 条件検索
  • 並び替え
  • 集計
  • あいまい検索

などが簡単に実現できます。

特に業務改善を考える場合、

クエリは最も利用頻度の高い機能です。

まずは

  • 東京都の顧客一覧
  • 今月登録顧客
  • 顧客件数集計

など簡単なクエリから作成してみてください。

クエリを使いこなせるようになると、Accessの便利さを一気に実感できるようになります。

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